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  翡翠というのは、実に謎深い宝石です。そもそも、少し翡翠のことを知った人なら、
宝石と呼んでいいものかどうも、迷ってしまいます。
なぜなら、ダイヤモンドやルビーに代表される多くの宝石は、
鉱物のひとつの大きな結晶をカットして作られるのに対して、
翡翠は、ひすい輝石という鉱物が主体となって集まった岩石なのです。
要するに、翡翠とはひとつの石ではなくたくさんの石が集まって出来ているということです。
ただ、それだけだと、翡翠の範囲がとてつもなく広がってしまうため、
その中に含まれる「ひすい輝石」の割合を定義づけしています。
したがって、「ひすい輝石【NaAlSi2O6】の含有率が、容積の90%以上を占める岩石のこと」を
翡翠といいます。


  翡翠は、ダイヤモンドやルビーと違い、単結晶ではありません。
複数の結晶が複雑に絡み合う構造をしています。
そのため、硬度は「7」と特段堅いわけではありませんが、独特の粘り強い堅さを持ち合わせており、
非常に加工しづらいという性質を持っています。翡翠の加工品が、非常に高価であるのは、
翡翠自身の希少価値にプラスして、そういった一面もあると思われます。


  翡翠は緑の石であるという認識が一般的でしょうが、実際にはさまざまな色があります。
糸魚川翡翠には、「白色・緑色・淡紫色・青色・黒色・黄色」、ミャンマー産では、「赤色・橙色」などもあります。
もちろん、緑と一言で言っても濃淡や色調など微妙な色差があり、
「ひとつの石ではなくたくさんの石が集まっている」という特性上、一個の石から複数の色が共存しているのも
当然お分かりいただけると思います。
さまざまな色が存在する翡翠ですが、純粋な翡翠の色というのは、無色透明です。
ただ、複数の結晶体で構成されているため、肉眼では、白く見えます。
白い翡翠というのは、理想的な化学組成を持つひすい輝石だと言えます。





【その1】 歴史的価値

  縄文時代、弥生時代、古墳時代と、糸魚川ひすいは、非常に珍重されてきました。
時には、「魔よけの護符」として、時には「富と権力の象徴」として、時には「信仰の対象」として、
時代の権力者たちによって、手厚く保護されてきました。
国を治めるための祭祀に、また中国や朝鮮半島との交易や貢ぎ物として使用されていました。
中国の書物「魏志倭人伝」の中には、卑弥呼(ヒミコ)の後継者である壹與(イヨまたはトヨ)が、
ひすいの勾玉(青大勾珠)を魏に貢献したとする記述が残されています。
すなわち、古代の日本、及び東アジアにおいて、もっとも貴重な宝物として扱われていたということになります。

  宝石としての価値だけでなく、ある種の不思議な力があると信じられていたひすいは、
飛鳥時代に入り、仏教など様々な中国文化が入ってきたのに、時を同じくして、急速にその役目を縮小していきます。
古墳が作られなくなり、副葬品として活用されていた勾玉は役目を終え、
祭祀によって国を治めていた時代から、法による政治へと変化するにつれ、ひすいは当時の人々の心から消えていきました。
そして、昭和の時代になり、再び注目される時まで長い沈黙の時代に入るのです。


【その2】 希少価値

  奈良時代には息をひそめていた糸魚川ひすいですが、約1300年の時を経て、
昭和13年に再び注目されることとなります。糸魚川在住の文学者・相馬御風が関わった、
その再発見のおかげで古代、越の国一帯に、ひすい文化が栄えていたことが発見されることとなったのです。
その後、昭和31、32年には、小滝川ヒスイ峡・青海川ヒスイ峡が国の天然記念物に指定されました。
現在、この地域では岩石の採取が禁止されているため、ヒスイを採取することが出来ないため、
希少価値が、ますます高くなっています。



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